しぶさわ矯正歯科

コンセプト

なぜ矯正治療は必要なのか?

歯科医院は歯が悪くなったら通うところでしょうか? 多くの先進国においては歯を守るために通うのが歯科医院と考えられています。

歯科治療の究極の目標は予防です。
虫歯や歯周病になってから歯科医院に通うか、予防のために通うか、どちらに価値があるかは考えるまでもないことです。

一般的に、虫歯や歯周病は後天性疾患であり感染症の一種と考えられます。
したがって、幼児期からの継続した予防処置が必要となります。
しかし、歯並びや噛み合わせは個々の骨格形態、歯の形態、および歯の萌出位置・順序などに影響を受けます。
よって不正咬合の改善には矯正治療が必要となります。
矯正治療により整えられた歯列、咬合は結果的に日々のご自身によるメンテナンスを容易にします。

また、矯正治療終了後にも定期的なプロフェッショナルメンテナンスを行うことにより予防効果を維持させ、一生涯ご自身の歯で過ごすことが理想です。

歯並びに関する意識調査によれば、「歯並びは第一印象を左右する」と答えた人は全体の71%、「自身の歯並びについて気にしている」と答えた人は、全体の62%にのぼることが明らかになりました。
意外に多くの人が、歯並びを重要な問題と捉えていることが、この結果からうかがえます。
しかし、ご自身が実際に矯正治療を受けるとなると、躊躇する方も多いと思います。 『歯並びと矯正歯科治療』に関する意識調査 日本臨床矯正歯科医会 

Benefit of Orthodontic treatment

20世紀初頭に、シカゴの建築家ルイス・サリヴァンは、「形態は機能に従う。(Form follows function.)」という言葉を残しました。
機能の側面が満足されれば、美は自然にそして必然的についてくるということを意味していました。
生体においても機能的に優れたものは形態的にも美しいと感じられます。
その逆に美しい形態を有するものは無駄な動きがなく効率よく作業をします。すなわち「審美性」と「機能性」切り離せないものであり、美しく歯並びを治すことによりよく噛め、かつスムーズな顎の運動により、歯並びも安定します。
また機能性を十分に考慮した矯正治療をおこなうと、必然的に美しい歯並びができあがってきます。
そのため、美しく歯並びを治療するためには噛み合せに関しても十分な知識をもって治療を多なうことが重要です。

一生涯健康で心豊かな生活を過ごすためには、「噛む」ことはとても大切なことです。
おいしく食事ができ、消化を助けるだけでなく、顎(アゴ)の運動が活発になり、脳や歯ぐきの血行をよくするといわれています。

噛めない原因は痛みによるものを除くと大きく分けて二つあります。
歯並びや歯の形が悪いために「噛みあわせが悪い」場合と、「歯がない」場合です。
矯正治療は歯並びが悪いために噛めない状態を改善することができます。
また、近年では歯がない方の治療においても理想的な位置に補綴物(インプラントや義歯など)を設定するための前処置として矯正治療を行うことが増えています。
渋澤矯正歯科では、「噛み合わせ(咬合)」が、体の健康にも重要と考えて、治療のゴールを設定しています。

渋澤矯正歯科では、まず患者さんの訴えに耳を傾け、問題点を整理したうえで、最適の治療方針をご提案いたします。

成長期

小児期の歯並び、噛み合わせの不正はその後の歯並びや顔面骨格の成長に影響をおよぼす場合があります。このような場合には早期に矯正治療が必要となります。また、歯並びや顔面骨格の成長にほとんど影響のない場合は、永久歯が揃うまで経過観察の適用となります。しかし、現時点では影響のない症状であっても次々と生え変わる永久歯の位置や噛み合わせの変化によって、経過観察中に矯正治療が必要となる場合もあります。したがって、小児期から矯正医による適切な口腔内管理を行うことはとても重要です。

中高年

歯周病や欠損歯のある患者さんの歯科治療は、治療法の進歩により歯周外科治療、インプラント治療などの選択肢が増えています。近年ではそれにともなった矯正治療の必要性が高まっています。外科処置、補綴処置を行う上においても整った歯列や咬合は治療結果に有利に働きます。また、インプラントの使用率が高まり、それを強力な固定源として使うことで矯正治療の適用範囲も広がっています。中高年の方々は"矯正をしたい"というよりも、歯科の全体の治療の中で、矯正をしないと治療がスムーズにいかないというタイプが多いと思われます。逆に短期間でも矯正を適用することで、治療結果の品質が大きく向上するケースも多いのではないかと思います。高齢社会を迎え、このような矯正が増えている事を実感しているところです。

Risk of Orthodontic treatment

噛合わせと顎関節症は密接に関連していますが、歯並びが原因で顎関節症を誘発するという明確な研究報告はいまだありません。
従って歯並びと顎関節症を安易に関連付けて治療するのは危険です。
しかし、無症状のまま潜在的に顎関節にリスクを伴っている患者さんの矯正治療は、時として顎関節病態の増悪をまねく恐れがあります。
したがって、まずは専門医によるしっかりとした検査と診断を行うことが必要です。
治療方法は顎の痛み、顎のひっかかり、音などの症状と年齢、そして経過などによって様々です。

歯は矯正装置による矯正力が歯根膜に作用し、歯根周囲の骨吸収と骨添加によりおこります。
しかし矯正力の大きさ、方向ならびに個人差などの影響により骨だけでなく歯根の吸収がおこる可能性があります。
定期的な診察、検査などにより歯根吸収の有無を確認しながら矯正治療をおこなうことが必要です。

歯の移動できる限界は歯槽骨の範囲内となります。
無理な非抜歯治療や歯の排列は歯槽骨の限界を越えてしまい、歯根の露出、歯肉の退縮、歯の動揺などを引き起こす可能性があります。
治療後の歯周組織のコンディションも考慮した診断が必要となります。

矯正装置の使用方法、装置装着時の口腔内清掃状態によっては、上記の症状ならびに歯周病や虫歯を引き起こす可能性があります。
したがって、矯正治療中には患者さんの協力が必要不可欠となりなす。

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