しぶさわ矯正歯科

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矯正治療

個に特化した矯正歯科医院

矯正治療と顎関節

噛合わせと顎関節症は密接に関連していますが、歯並びが原因で顎関節症を誘発するという明確な研究報告はいまだありません。
従って歯並びと顎関節症を安易に関連付けて治療するのは危険です。
しかし現実には、噛み合わせが顎関節の状態に影響をおよぼしている可能性が高いと考えられる患者さんも存在します。
まずはしっかりとした検査と診断を行うことが必要です。
治療方法は顎の痛み、顎のひっかかり、音などの症状と年齢、そして経過などによって様々です。
渋澤矯正歯科では日本顎関節学会専門医が顎関節の診断をおこない、治療方針を決定いたします。

顎関節内障とは?

顎関節に器質的変化のある状態
(関節円板の転位および下顎頭骨変化)。
一般的に復位性円板転位では、開口時の関節雑音を伴い、非復位性円板転位では、開口障害を生じます。慢性化すると症状は様々です。

歯軸の重要性

歯軸とは、歯の長軸と上下顎基準平面との角度を意味しています。
審美的改善、機能的安定を獲得するには個人個人に合わせた歯軸の設定が必要です。
また、歯軸の設定は矯正治療時の抜歯判定の基準として用いられます。

Smile line

唇、歯肉、前歯により影響を受けるのがSmile lineです。
歯の排列位置によって調和のとれた笑顔が獲得されます。

矯正治療の流れ

初診相談

この時に患者さんの主訴、視診による現症の把握を行い、
矯正治療の概略をご説明いたします。

検査

顔貌、口腔内、模型、機能、レントゲンなどの診査を行います。
必要におおじてCT、MRIの撮影も行います。

診断

検査結果から個人個人に合わせた治療方針をご説明いたします。

動的治療

矯正装置による歯の移動を行います。

静的治療

歯の移動後の安定を図ります。この時は保定装置という取り外し可能な装置を使用
します。

メンテナンス

矯正治療終了後の口腔内経時的変化の管理を行います。

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矯正歯科治療について

矯正歯科治療とは、不正咬合(歯並び・噛み合わせの問題)に対して、歯を移動したり、上下の顎[あご]のバランスを整えたりすることで、審美的に整った歯並び・機能的に健康的な噛み合わせにして、自然で美しい口元を作りだす治療です。

矯正歯科治療の価格

352,000円(税込)〜1,870,000円(税込)(※治療内容によって異なります。)

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。また、装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。